4.三寒四温 春は「肝」の季節

昨日は全国的に厳しい寒さと雪。まだまだ油断できない寒さですが、ご近所の庭先にある枝垂れ梅がとても綺麗に咲いていて、春はもうすぐそこだと感じました。

私はスギ花粉のアレルギーがあるのですが、今年もそろそろ花粉症の症状が、、と思い始める頃に、胃がキリキリと痛んだり、便秘で肌荒れに悩まされたりします。

寒い日の煮込み料理なんて、とっても美味しいのですが、つい食べ過ぎてしまうのがよくないのですね。消化器官に負担がかかってしまいます。そろそろ食べ方を春らしく軽いものに変えていかなければ。

 

春は五行説で「」の季節にあたります。

「肝」は西洋医学でいう肝臓だけでなく、自律神経系新陳代謝の働きも担っています。

全身の「気」(生命エネルギーの源)と「血」を巡らせたり、「血」をを貯蔵したり、消化を助ける働きをします。そして精神を安定させます。逆にストレスを溜めると「肝」の機能が低下して自律神経が乱れ「気」「血」の巡りが悪くなり、頭痛、イライラ、うつっぽい症状、こむら返り、目の疲れ、肩こり、めまい、不眠、生理不順、便秘や下痢や胃痛などの消化器系トラブルなどの不調が出ます。

五行説ごぎょうせつ)とは、古代中国に端を発する自然哲学の思想。万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなるという説である。また、5種類の元素は「互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する」という考えが根底に存在する。Wikipediaより)

 

自然界の変化=季節の移り変わりに伴って、身体も変化し、身体に適切なものが変わっていくのがわかります。

身体に不調を感じると、そうだった、ついついスマホしすぎた、いつもより寝る時間遅かった、食べ過ぎた、早食いだった(笑)、、、などと自らの不摂生を省みて、もっと肝にやさしくせねばと思います。

春はゆらぐ季節ですが、新しい環境、生活、巡りのスタートの時期でもあります。季節の特徴をよく理解し、旬の食材や、肝のはたらきを補うハーブ、気の流れを促す香り、アロマなどで上手に乗り切りたいですね。

 

入門クラス【Intro class】では、ラベンダー、オレンジ、ペパーミントの3種類の精油のご紹介をします。どれも、春のセフルケアに役に立つ精油です。

そのなかの一つで、アロマテラピーの代名詞的精油でもあるラベンダーは、心と体のストレスケアとして寄り添ってくれる、本当に頼もしい存在です。

次回は、「ラベンダーでできること」についてまとめますので、ぜひご覧ください。

 

使ってみたい、学んでみたい方は、どうぞお気軽にお問合せください。楽しく学びましょう! 

 

aroma care work

「自然とアロマとハーブと栄養」がテーマ。
「こころ」と「からだ」の健康と美のために、care & workをお役立てください。

場所:福岡市南区大野城市
講師・セラピスト:きのしたちなつ

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