27.【香りのレシピ】 前を向いて進む、やり遂げる編。
少し前に、お仕事頑張る友人にプレゼントした香りのレシピ。
いつも、香水のように身にまとって使ってくれているそうです。
爽やかさ、甘さ、温かさ、前進をイメージした華やかさ、最後に残る安定感。
いつも応援してるよ!の気持ちを、ローラーボトルに込めて。
とても気に入ってもらえて、私もとっても好きな香りに仕上がったので、皆さまのご参考になれば♡よかったらお試しください。
滴数を調整して、お好みの香りに仕上げてみてくださいね。
トップノート
【グレープフルーツ】
【マグノリア】
ミドルノート
【ローズAbs.】
ベースノート
【サンダルウッド】
【スパイクナード】
【パチュリ】
その他、少しの隠し味(!)も加えて、合計8種類のオイル。
オイルはどれも単品でも素晴らしい香りですし、ブレンドすればまた違った印象を楽しめます♡
スプレーやローラーボトルにお好みの香りを作っておくと、ご自分の香りを持ち歩くことができ、気持ちの切り替えに使っていただけます。
出掛ける前、誰かに会う前、その日の気分で、身にまとう香りを選ぶのは、とても楽しい日課です。
私は玄関に、8種類の香り、色のローラーボトルを並べていて、インスピレーションで選んだものをちょんちょんと付けて、出掛けています。
精油を使用した香りは、香水と比べて保香性が低く、強すぎず、邪魔にならないので、私は日常使いとして気に入っています。
子ども用の香りも、玄関に並べているんですが、朝バタバタとして、ゆっくり香りを選んでいる時間はなく……
もっと余裕をもって、いい香りと笑顔とで「いってらっしゃい!」と送り出してあげられたら、きっと元気に1日を過ごしてくれますね。
では、今日も元気にいってらっしゃい!
aroma care work
「自然とアロマとハーブと栄養」がテーマ。
「こころ」と「からだ」の健康と美のために、care & workをお役立てください。
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26.アロマの品質と化学ってどんなイメージ?
「アロマの品質と化学」と聞いて、どんなイメージをしますか?
難しそう、苦手、敷居が高いと感じる方が多いでしょうか。
私は、高校化学はあまり好きではなかったのですが、アロマの化学を学ぶのは楽しいです。
得た知識が生活に直結して役に立つと実感できるからです。
アロマって本当に使える!役に立つ!素晴らしい!と実感できるかどうか。
それには、ほんの少し「精油に含まれる成分=化学」についての知識を持っておくことが重要です。
そのためのお話を少し。
アロマテラピーに使用する「精油」の正体は、植物から取り出した、揮発性の芳香化合物の集まりです。
精油は、100%天然、植物由来のものです。
そのため、主に収穫時の気象条件や気温、日照時間、湿度、土壌条件など、人のコントロールの及ばない環境的な要因により、変化が生じます。
一方で、適切な原料調達、蒸留技術、製造手順、品質試験などを行い、精油の品質を一定に保つこともできます。
植物の恵みが、農場、栽培地から私たちの手元に製品として届くまで、どのような旅をしてたどり着くのか。
私は、ここのストーリーを知るのが大好きです。
貴重な植物の恵み、植物の栽培、収穫、蒸留に関わる人たちの想いや、品質試験に関わる科学者たちの熱意など、知れば知るほど感動的です。
小さな精油のボトルたちが愛しく、感謝して大事に使わなければと思います。
精油の品質を一定に保つ上で欠かせないのが「品質試験」です。
精油の分析検査には、
- 官能検査
- 屈折率
- 施光度
- 比重
- 微生物検査
- 炭素14法
- 液体クロマトグラフィー質量分析法(LCMS)
- 誘導結合プラズマ質量分析(ICPMS)
- フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)
- ガスクロマトグラフィー質量分析(GCMS)
などがあります。
これらの検査結果を読み解くのに必要なのが、「精油に含まれる成分=化学」についての知識です。
雑貨屋さんでは、多種多様な精油もしくはそれに類するものが売られています。「アロマオイル」などの製品名がついているものも散見され、ともすると精油と見分けがつかないものも存在します。「天然100%」「ナチュラル」「オーガニック」「ボタニカル」などの言葉も散見されます。価格も5ml程度のボトルで数百円から数千円するものまでピンキリです。
いったい何が違うのか。何をもって見分ければいいのか、わからなくなりますね。消費者のニーズもサプライヤーも多様化したために、精油の選び方が難しくなっているのは事実です。分析表が添付された精油も多く流通するようになっていますが、分析値がどのようになっていることが何を意味するのかという関係が分かっていなければ意味がありません。
(永井克也、他著「香りの効果を自律神経で解明!医者がすすめる科学的アロマセラピー」より)
品質という言葉には、「有用性」と「安全性」の2つの意味が含まれています。
「有用性」とは、私たちにとって役に立つ香りや成分が適切な量含まれているか、働いてくれるかどうかというお話。
「安全性」とは、添加物や農薬などの残留物、不純物などの私たちにとって不利益なものが含まれていないかどうかというお話。
実は、上述のような検査を何層も行い、「有用性」と「安全性」が担保された精油を提供している会社は、極めて少数だという事実があります。
「香りの効果を自律神経で解明!医者がすすめる科学的アロマセラピー」の著者の1人である富研一農学博士は、日本で入手できる真正ラベンダー精油の9割以上に偽和(混ぜ物をすること)の可能性があることを明らかにしています。
日本では、良質で純粋Pureな精油を使用することが、とても難しいという現状があるのです。
純粋Pureな精油を使用しなければ、「有用」で「安全」な正しいアロマテラピーを行うことができません。
純粋で優れた品質の精油は、私たちに期待した通り、またはそれ以上の働きをもたらし、寄り添ってくれます。
それを「結果が出る」と表現される方もいます。
つまり、「精油に含まれる成分=化学」についての知識を持っておくこと、それは自分で、良質な精油を選択できるようになるということ。
良質な精油を選択できるかどうかは、精油が毎日に使えるか、使いやすいか、役に立つか、アロマテラピーを楽しめるかどうかに繋がっています。
上述のように、たくさんのケアがあって生み出される精油ですが、その働きや香りは、どんな化学成分がどれぐらいの比率で含まれているかによって決まります。
さらに、「精油に含まれる成分=化学」を知れば、香りの好みからだけではなく、望む働きから最適な精油を選ぶことができます。
それは、精油の「有用性」を感じられるというところに繋がっていくのです。
そちらも楽しい化学のお話です。また別の機会にお伝えいたしますので、お楽しみに。
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25.私のダイエットストーリー
皆さんは、ダイエットしたこと、ありますか?
私は、結構、無頓着で、普段は体重計には乗らないし、太っても随分後になってようやく、あれ?太ったかな??なんていう調子で、気が付いた時にはかなり体重が増えてる「緊急事態」に陥っています。
振り返ってみると、体重増加の第一次ピークは大学受験時から大学入学後の期間。
その頃、妊娠もしていないのにできた妊娠線!
ずいぶん後に、母から指摘されて発覚しました。この時、妊娠しなくても、妊娠線はできることを知りました。。
第二次ピークは、第一子妊娠中。
小さく産んで大きく育てるが主流の時代に珍しく、またひどい浮腫も手伝って、出産までに10キロほど太りました。
妊娠中は、仕事をしていたし、臨月が梅雨や夏の暑い時期で過ごしにくかったし、また初めての経験で不安もあったし、体にも心にもストレスがかかっていたんだろうなと思います。
しかし、ここまでは、自然と適正体重に戻ったので、大したダイエットにも取り組まずにいました。
問題だったのは、その後に訪れた第三のピーク。
それは、過去最高のビッグウェーブ!第二子の卒乳後でした。
上の子は、混合栄養で母乳と粉ミルクだったのですが、下の子は完全母乳。
食欲旺盛でとにかく授乳、授乳、授乳、2歳直前まで授乳でした。
授乳中は赤ちゃんに栄養を取られるので、大して動いてなくてもお腹が減るし、また食べても食べても太らない。通常と食べる量が全然違いますね。
それが卒乳後は一変、必要エネルギー量は減っているのに、食欲はそれまで通り。
二人育児に忙しく、食事を味わうというより流し込むように、勢いでモリモリ食べていました(笑)
そして、まだ小さい子どもを連れて外出するのが億劫だし、お料理や編み物をするのが楽しくなるしで、自宅にいることが多い生活に。
「1日に10,000歩を目標に歩きましょう」と言われますが、主婦の一日の平均歩数は、わずか2,000歩です。
私の場合、普段より食べる量が多い上に、活動量が圧倒的に少なかった。
徐々に体重が増え、ある一線をオーバーしたところで、今度は浮腫みやすくなりました。
朝起きた時に顔が浮腫んでいたり、足が妊娠中の様だったり、久しぶりに会う人に「ちょっとふっくらした?」と言われたりすることがしばしば起こります。
ここまで来ると、体型の変化に無頓着な私でも、さすがにまずいんじゃないかという意識に変わってきます。
浮腫みについて調べてみると、「肥満性浮腫」というものがあることが分かりました。
只でさえ顔はお肉がついてパンパンなのに、浮腫むなんて、これはかなりのダメージ!
複利的に体重が増加するようになり、気持ちは焦る一方。
今考えてみると、その頃とても疲れやすかった気がします。
脆弱な筋肉で、重たい体重を支えるので、疲れやすいのです。
疲れやすいので、あまり動かない。手っ取り早く疲労を回復させるために、甘いものに手が伸びる。動かないし甘いものを食べるから、また体重が増える。
負のループですね。
浮腫みと疲れは、私に健康に対する危機感をもたらしました。
これは、痩せなければ!!
その後は、
下の子が幼稚園に入園して自分の時間ができたことで、やりたいことに取り組み、結果として活動的になったこと。
ヨガインストラクターの友人が、夏の暑い時期だったのですが、朝早くから体を動かし、汗を流すと聞いて、びっくり!極力汗をかきたくないと思って生活していた私には、まさに「目からウロコ」だったこと。
朝起きてすぐに、白湯を飲むようにしたこと。
母の脚のリハビリのために山登りに行くようになったこと。
何か目標があれば頑張れるのではないかと思い、上の子と一緒に親子マラソン3kmに申し込み、見事に完走できたこと。
それぞれの出来事をきっかけに、体も気持ちも活動的に前向きにシフトしていきました。
食べものは、自然と、無理なく、必要以上のものを欲さないようになりました。
少しずつ、少しずつ。でも確実に。
気が付けば、1年で7キロの減量に成功していました!
私が7キロ痩せた1年間は、アロマと再会してからの1年間と重なります。
痩せたい!と思ったときに、ダイエットのサポートをしてくれる香りとしておすすめされた【グレープフルーツ】【ペパーミント】などのブレンドオイルを嗅いでみました。
それまで、そんなに欲することがない香りでしたが、ある日「あれ?このブレンドオイルって、こんなにいい香りだったっけ?」と思うほど、とてもぴったりフィットしたのです。
そのとき体が必要としている香りを、脳が必要だと判断したのでしょうね。
いいと感じる香りは、その時の自分に必要な香りです。
いつも気分よく過ごせるように寄り添ってくれる香りの存在は、私の生活に欠かせないものになりました。
アロマの勉強をしていて本当によかったなと思います。
私は栄養士として、アロマセラピストとして、また経験者として、ダイエットには運動、食事に加えて、心理的なサポートが必要不可欠だと感じています。
食べる量を減らして、運動を増やし、足し算と引き算をすれば、収支のバランスで当然痩せるんだ、なんてことはみんな分かっていることです。
それなのに、できない。痩せない。
香りは0.2秒で、ダイレクトに脳へ。
落ち着けたり、和らげたり、上げたり、慰めたりと、気持ちに寄り添うのが得意です。
ダイエットにアロマを利用しない手はありません。
みなさんも、必要な香りを、必要だと感じたタイミングで、利用できますように♡
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24.キレイになりたい!
「キレイでいたい」「キレイになりたい」という想いは、全ての女性に共通の想いなのではないでしょうか。もしかしたら、男性もそう思っている方が多いんじゃないかと思います。
辰巳芳子さんの本を読んでいて、キレイになる=「美」の追求とは、人間本来の欲求なのではないかと、大げさな結論に至ったのですが、皆さんはどうお感じになりますか。
自分自身の中の「美」に対する憧れの思い、「美」に対する声に従って自分のいのちを整えていくと、自然にいのちそのものの原点にたどり着くだろうと考えています。美しいものを求めて、「美」に手引かれていくことで、必ず「美」そのものに行き着ける。「美」を求めていくことで、人間は生きやすくなる。いのちの中に、もともと「美」への憧れが備わっているのは、そのためなのではないでしょうか。
「辰巳芳子のことば 美といのちのために」より
キレイの定義は、人それぞれだと思いますが、「健康」「若さ」「清潔感」「スタイルのよさ」「オシャレ」「笑顔」「優しさ」「強さ」「思いやり」「聡明さ」「元気」「やりがいの有無」などなど、見た目や雰囲気から、心の持ち様や行動パターンまで。
言い古された言葉ですが、「自分らしく輝く」「自分を自分らしく生きる」こと。
それは自分自身の満足感となり、内からも外からも輝くキレイにつながります。周りはそこに惹きつけられるのでしょう。
引き寄せの法則や、気や波動なんていう話は、何も特別なことだったり怪しい話だったりではないんだなぁなんて思います。
さて、事実、アロマを使ってる人には、キレイな人が多いです!本当に。
私がかつて通っていたニールズヤードレメディーズのスクールで、講師の方々の年齢を伺って驚いたのは、1度や2度ではありませんでした。
私よりも10も20も年上の方だったにも関わらず、みなさん、若い!キレイ!輝いている!!
でも、痛々しい若作りじゃない。ナチュラルなんです。
最近では、講演会や勉強会に出席したとき、お会いする方たちが、老若男女問わずキラキラと輝いていて、まぶしいのです!
皆さん、見た目だけでなく、お人柄も、いい方ばかり。
もともと健康や美に対する意識が高い人が、アロマに集まるということもあると思います。また、アロマを使っていくうちに、自然と健康や美に対する意識が高まっていくということも考えられます。
皆さん、自分が機嫌よく過ごせる方法を、アロマはもちろん、アロマ以外もよく知っていて、実践されている気がします。
やはり普段からの「こころ」と「からだ」のセルフケア、これに尽きるのではないでしょうか。
むむむ。
出来そうな気がしますか?ハードルが高い気がしますか?
少しずつ、少しずつ。
でも、確実に変化していく。
アロマを使いこなして、「美」の追求、頑張ってまいりましょう!
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23.アロマトリートメントで整える
皆さま、今回の10連休はいかがお過ごしになりましたか。
私は、前半はアロマの恩師と久し振りにお話しする時間をいただき、その後実家への旅、後半は博多どんたく港まつりに初参加、最後には合計4名の方にトリートメントに来ていただくことができて、充実感を味わった10日間でした。
トリートメントに来てくださった皆さま、ありがとうございました。
さて、5月は、心地よい陽射し、青い空、吹く風、緑も花も、目に映る景色がとても気持ちよく、過ごしやすくて大好きな時季です。
しかし、長い連休ですっかりお休みモードだったのを、いきなりトップギアに持っていくのは一苦労です。この1週間でようやく日常を取り戻した感じでしょうか。
また、一日の気温差が大きく、身体がついて行くのも大変で、気が付けば鼻水が出たり、咳が出たり…なんてこともあります。
体調管理に気を抜けない時なので、転ばぬ先の杖、セルフケアと家族のケアに、トリートメントがとてもおすすめです。
一般的にマッサージには血液やリンパ液の循環を高め、身体の緊張を解いてリラックスさせ、滞った水分や老廃物を浄化するという効果があります。
トリートメントの手技の各組織・器官への作用には、「ホリスティックな作用」「神経系への作用」「皮膚への作用」「筋肉への作用」「骨格系への作用」「循環器系への作用」「全身への作用」「精神への作用」があります。
これに加えてアロマテラピートリートメントでは、精油(エッセンシャルオイル)の有効成分は皮膚を通して身体に浸透するため、大きな相乗効果が期待できます。
精油の小さな分子は皮膚の真皮層まで浸透し、血管に入り、血流にのって全身を巡ります。
また、トリートメントによるボディーダッチにも大きな効果があり、肌の触れ合いや、手足の指先1本1本まで丁寧に触られることは、安らぎを導き精神面にも素晴らしい効果をもたらします。
たまにはゆっくり時間を取って、自分のケアに。
心も体もゆるめて、バランスを取り戻します。しっかりお休みすることで、明日への活力を得られますね。
時間がない時は、手首から先だけ5分ずつ行うだけでも。意外なほどリラクゼーションを感じていただけると思います。
さらに時間がない日常では、私の場合、お風呂上りに気になる部位に、寝る前に、足裏にオイルを「塗るだけ」だったりします…!
色んなやり方を試して、心地よいと感じるものを見つけてくださいね。
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22.アロマテラピー検定合格に向けて!
新緑と花々があふれて、さわやかな風が気持ちいい季節。
少し前まではやっと春が来たと思っていたのに、瑞々しいミカンの花の香りがどこからか漂ってきて、もう既に夏に向かっているのだなぁと感じます。
ご近所の庭先のバラも可愛らしい花を咲かせています。
外を歩いているだけでネロリやローズの高級オイルの香りを味わえる贅沢な季節ですね。
今日は、今週末に行われる、日本アロマ環境協会主催「第40回アロマテラピー検定」を受験される方と勉強会を行いました。
アロマテラピー検定とは、アロマテラピーの基礎知識を問われる試験です。
検定に向けて学ぶことで、さまざまな場面で植物の香りを役立てられる内容になっていて、さらに学びを深めることで、アロマテラピーのプロフェッショナルを目指すこともできます。
毎年5月と11月の2回実施されていて、2017年の受験者累計数は44万人を超えました。
日本最大のアロマテラピー団体である、日本アロマ環境協会主催の検定試験ですから、名前は聞いたことある、既にアロマテラピー検定を受けたという方も多いのではないでしょうか。
勉強会では、精油30種のプロフィールを一つ一つ確認。
シソ科の精油は全部で7種類ありますが、数が多いうえに、どれも似ていてどれがどれだか…香りの特徴も文字だけだとイメージが掴みづらくよくわからない…。
ですが、実際に香りを嗅ぎ比べながらそれぞれの違いや特徴を見ていくと、入り方が違います。
まず、いい香りで嬉しい!楽しい!
精油のビンを持って、そうね、この子はいい子っぽいイメージだとか、これは神社の香りだとか、東南アジア系だよねとか、テキストにはこう書いてあるけどそうは思えないとか、感じたことを言葉にしていくのは楽しい作業です。
それから、精油の作用のおかげでしょうか、不思議とそうか!とストンと落とし込むことができたり、頭に入ったりしやすいのです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚を使って、美味しいスイーツとハーブティーで味覚も満たし、まさに五感をフルに使って学べるのが、スクールや教室のよいところです。さらに、学ぶ仲間がいれば、その数だけの感性、視点を共有できます。
それは、検定試験に向けた勉強のためだけではなく、自分で使ってみる時、他の誰かに使ってみたいと思った時など、これから先の実践のなかで、とても役に立つ財産になると思います。
アロマテラピーに興味があれば、独学以外の選択肢もご検討されてみてはいかがでしょうか♡
それでは、アロマテラピー検定無事合格をお祈りしております!頑張ってください!!
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21.柑橘系の精油
オレンジやレモンに代表される柑橘系の精油は、食べものの香りとあって、子どもから年配の方まで幅広い年齢層に受け入れられる、人気のオイルです。
万人に受け入れられる香りなので、玄関やお部屋にディフューズさせるもよし、他の系統の精油とブレンドするもよし、強い香りが苦手な子どもやアロマ初心者の方に使用するもよしです。
用途が広いことに加え、比較的安価で手に入ることも、人気の理由かもしれません。
柑橘系精油は、果実の鮮やかな見た目の印象と同じく、元気を与え、気分をぱっと明るくしてくれます。爽やかな香りで、胃腸の調子も整えてくれます。
春先のゆらぎがちな心と体をケアするのに頼りになる存在で、私は多用して毎日を支えてもらっています!
そんな柑橘系精油グループの中にも、香りや作用にはそれぞれ特徴があります。どのような特徴があるのか、グレープフルーツ、ベルガモット、オレンジ、レモン、ライム、ユズの6種類についてまとめました。
香りの好き嫌い以外の情報を知っておくと、使用できる方法、場面など活用の幅がぐーんと広がります。精油選択の際のご参考にされてくださいね!
- 【グレープフルーツ】
甘く鋭い、リフレッシュさせる香り。別名「ハッピーオイル」
Heart 高揚作用、賦活作用があり、幸福感を与え、気持ちをリフレッシュさせます。勇気や自信が欲しいときに。
Body 利尿作用、脂肪溶解作用があり、体内の余分な水分や老廃物の排出に、ダイエット時に。食欲調整作用により、食べ過ぎにも◎。オイリー肌に。
- 【ベルガモット】
甘さの少ないグリーンな香り。柑橘系の中では辛口な印象。アールグレイティーのフレーバーとして使用されている。
Heart 鎮静作用と高揚作用の両方があり、穏やかでバランスのとれた状態に戻してくれます。不安、不安定な気持ちや神経の緊張に。
Body 駆風作用、消化促進作用があり、消化器系の働きを助けます。特に神経系の胃腸の問題に。抗痙攣作用、鎮痛作用があり、疝痛、胃痛にも用いられます。
- 【オレンジ】
果実そのままのジューシーで甘い香り。
Heart 精神高揚作用、抗不安作用があり、心を開き、前向きで元気な気持ちにしてくれます。エネルギーが枯渇しているときに。心をやさしく温めてくれます。お休み前やバスタイムのリラクゼーションに。
Body 健胃作用、駆風作用、消化促進作用があり、便秘、消化不良のときに。
- 【レモン】
フレッシュでシャープな香り。
Heart 感情をリフレッシュさせ、頭の働きを明晰にしてくれます。集中力、記憶力を高めて意欲的に活動したいとき、一日が始まる朝に。
Body 消化促進作用があり、脂っこい食事をした後の消化を助けてくれます。血行促進作用、加温作用により、体内の老廃物を排出します。抗菌作用、抗ウイルス作用、免疫強化作用があるので、風邪やインフルエンザの際にも使用されます。オイリー肌に◎。
- 【ライム】
さわやかで、ほのかな苦味があるキリっとした香り。
Heart すっきりした香りは集中力をアップさせ気持ちをクリアにして、だるさや疲労を克服しやすくしてくれます。不安や倦怠感があるときに。
Body 免疫強壮作用、抗菌作用、抗感染作用があり、感染症に。
- 【ユズ】
日本特産の和精油。日本人にとって古くから馴染みのある、苦味のある香りで、年配の方にも受け入れていただきやすいと思います。ユズ精油は単体で、数種類の柑橘系精油をブレンドしたものと類似した化学組成を持っていて、とてもバランスがよいとされる精油です。
Heart 心を温め元気を出したいときに。ポジティブな考えを与えてくれるので、不安に悩むときに。
Body 冬至に柚子湯が楽しまれるのは、抗菌作用、抗炎症作用、血行促進作用があり、身体の冷えや風邪など冬のトラブルによいとされるからです。身体を温め、肩こり、冷え性、胃腸の不調時に。
!注意点! 柑橘系精油は、いずれも光毒性に注意して使用してください。
柑橘系精油の微妙な違いがお分かりいただけましたか?分かりにくいと思ったアナタからの、質問、疑問をお待ちしております!
今の心と体の状況に、寄り添ってくれる香りがみつかりますように~♪
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